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塩麹とは [塩麹とは]

塩麹とは、

麹・塩・水を混ぜて発酵、熟成させた伝統的な調味料です。

昔から野菜や魚の漬物床として利用されてきましたが、

近年、肉などのタンパク質を柔らかくする効果や

うまみ成分(アミノ酸)を増やす効果があることが話題となり人気となっています。


そもそも麹とはカビの一種で、麹カビ・麹菌などとも呼ばれています。

菌と言うと悪いイメージがありますが、

・パンやビールを作る、酵母菌(イースト菌)
・納豆を作る、納豆菌
・ヨーグルトなどを作る、乳酸菌
・お酢を作る、酢酸菌

なども、麹菌と同様に役立つ菌により作られる発酵食品ですね。

味噌・日本酒・甘酒、作りにも麹は欠かせない材料です。


麹にも、米麹・麦麹・大豆麹・金山寺麹など種類がありますが、

一般的に購入しやすいのは、米麹

生米麹と乾燥米麹がありますが、はじめての場合は

入手しやすく保存期間も長い乾燥米麹をオススメします。


麹菌の特徴は、

・およそ100種類もの酵素を作りだす。

 人の体にとっても酵素は代謝の要、アンチエイジングに欠かせませんね

・多くのビタミンを作りだす。

 ビタミンB1・B2・B6、ナイアシン、パントテン酸、イノシトール、ビオチンなど

・たんぱく質やでんぷんを分解。

 プロアテーゼが、タンパク質をペプチド・アミノ酸(うまみ成分)へ分解
 
 アミラーゼが、でんぷんをブドウ糖へ分解

これらの作用によって、肉や魚が柔らかくなる・うまみが増すなど

最近の麹ブームへと繋がっている訳ですね。


注意点としてはタンパク質・でんぷんを分解しますから、

おにぎり・お好み焼き・春雨・ビーフンなどには向きませんね。



塩麹というのは、発行状態を管理するのが難しい麹を

塩・水と混ぜることにより、安定して保存しやすくし、

すぐに食材に使える調味料の状態にした物です。


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